HTML5 Conference 2012へ行ってきた

「ブログを書くまでがカンファレンス!」ということで、非常に簡単ですが、今日聞いたこと+αを書いてみるテスト。

プログラムはたぶんこの辺りにあります。

基調講演

最近流行のJavaScriptフレームワークは本当の解ではなく、コンポーネント化され連携することによってクラウドアプリケーションとして広がっていくという。確かにその通りで、この考え方はWebIntentsにも繋がっていきます。個人的には久しぶりに生の及川さんの話を聞けたことが良かったです。

Webプラットフォームの進化と実装

FirefoxOSをはじめとするWebOSの話。HTML5で書いたアプリがネイティブアプリになるということです。現在のWebの世界を考えるとごく普通の流れのような気がします。iOSとAndroidが普及している世の中で、Webをプラットフォームとする端末がどれだけ普及するかが鍵のような気がしました。

WebIntentsにより拓かれる次のWeb

クラウドもローカルも全てシームレスにアクセスすることができるという個人的に一番聞きたかった話です。冒頭でブラウザからテレビを操作するデモがありましたが、それぞれの家電の中にWeb Serverを内蔵することによって、家電がネットに繋がる時代がすぐそこまで来ています。

HTML5によるタフなモバイル開発の最前線

FlashとCanvasのどちらを選ぶかという話。それぞれいいところと悪いところがあります。個人的にはゲームやアニメーションの領域からは離れていますが、パフォーマンスチューニングやメモリの使い方の話は面白かったです。メモリ関連では、Chrome Developer Tool:Heap Snapshotsが神アプリだとか。

ブラウザを介した新しいリアルタイムコミュニケーション

WebRTCの話。ビデオチャットであれば簡単に作れてしまう優れもの。いまは音声と動画しか送受信できないが、今後は任意のバイナリデータをピアツーピアで送受信できるかもしれないという。夢が広がりますね。
発表資料はこちら(Google Docs)

スペシャルセッション

色々な方の個性ある話が聞けて良かった。最後のクイズ大会も盛り上がりました。楽しかったです!

感想

個人的に久しぶりの勉強会でしたが、楽しかったです。色々な人の話を聞くことで自分の考えている方向性や自分の立ち位置、これからどこを見て進んでいけば良いのかということを確認することができました。そして、何よりたくさんの刺激を受けることができました。やっぱり勉強会っていいものです。

ということで、スタッフの皆様、関係者の皆様、スポンサーの皆様、出席者の皆様、HTML5 Conferenceに関わっている全ての皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました!

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