書評:作ればわかる!Titanium Mobileプログラミング
久しぶり(2年ぶり?)にTitanium Mobile本が出ましたので、早速手に入れました。応援の意味も込め、感想を書いてみます。
作ればわかる! Titanium Mobileプログラミング SDK3対応 (Smart Mobile Developer)
- 作者: 金宏和實
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
導入部分が分かりやすい
アプリ作成に必要なツールの紹介と入手先、インストール方法等はもちろん、Titanium Mobileの裏側の動きも簡潔に書いてあります。特に
- Titaniumの読み方は、「たいたにうむ」
- JavaScriptがJavaやObjective-Cに変換されるのではなくて、JavaScriptインタプリタによってJavaScriptが実行されている
- どうせ遅くて使い物にならないんでしょ?⇒そんなことはない
の3点は、世の中的に誤解されていることが多いので、キチッと書かれていて良かったです。
最近の話題が散りばめられている
「iOSアプリはObjective-CかSwiftで書く必要がある」という記述にはびっくりしましたが、ListViewやModules.Mapを取り扱っており、新しさ感があります。もちろんAlloyやACSも入っています。
JavaScriptの説明が簡潔
JavaScriptの説明部分は、詳しく書けばどこまでも書けるのですが、とりあえずTitanium Mobileアプリに必要なものだけを書いてある印象で、良い意味で簡潔です。
ということで、、、
久々のTitanium本です! 説明も分かりやすく、画面キャプチャも多めに入っていますので、初心者の方やTitanium Mobileに最近触ってなかった方には非常に良い本だと思います。